日 時
令和7年7月16日(水) 19時30分
講 演
演題:「 進化する歯内療法の診断と処置 」
講師:東京歯科大学 歯内療法学講座 客員教授 古澤 成博先生
【略歴】
1983年 3月 東京歯科大学卒業
1983年 4月 東京歯科大学 歯科保存学第一講座 入局
1987年 9月 東京歯科大学 大学院歯学研究科 修了
1988年 4月 東京歯科大学 歯科保存学第一講座 助手
1993年12月 マイクロスコープ歯内療法学マスターコース修了(USA Pacific Endodontic Research Foundation)
2005年 3月 東京歯科大学歯科保存学第一講座 講師
2007年 6月~2013年 3月 東京歯科大学 口腔健康臨床学講座 准教授
2013年 4月~2017年 3月 東京歯科大学 歯科保存学講座 主任教授
2017年 4月~2024年 3月 東京歯科大学 歯内療法学講座 主任教授
2024年 4月~ 東京歯科大学短期大学 特任教授
2024年 4月~ 東京歯科大学歯内療法学講座 客員教授
抄 録
歯内療法領域における最近のトピックスと言えば、歯科用コーンビームCT(CBCT)をはじめとするデジタルイメージングの導入、Ni-Tiファイルの応用、マイクロスコープの活用、そしてMTAセメントの登場です。歯内療法領域疾患の画像診断は、従来デンタルエックス線写真による診断が一般的でしたが、現在ではCBCTによる診断が必須のものとなっています。また、日常臨床における歯内療法処置では、従来の方法に比較しマイクロスコープを応用して処置を行った方が、確実に成功率が高くなります。従来のエックス線写真のみでの診断の下、手探りの処置では保存不可能であった歯をCBCTによって立体的に診断し、マイクロスコープを用いて明視下で確実な処置を行うことによって、今まで保存不可能であった患歯を保存することが可能となりました。
また、Ni-TiファイルやMTAセメントについても日々進化しておりますが、一方で既存の薬剤等用いた方法でも適材適所に応用することにより、現在でも充分通用する治療効果が得られることもあります。今回は、改めて進化する歯内療法の診断と処置について、従来の方法も参照しながら実際の症例を提示してお話したいと思います。
開催場所
葛飾区歯科医師会館(葛飾区青戸7-1-20 電話:03-3602-0648 FAX:03-3690-4700)
対象者
歯科医師
参加費用
葛飾区会員/無料、都歯準会員/無料、他地区会員/2,000円、非会員/10,000円
申込方法
参加をご希望される方は、お問い合わせメール katshika@lily.ocn.ne.jp 宛にお申込みください。
※ 講演会に出席される先生はICカードをご持参ください。
問合せ先
葛飾区歯科医師会(葛飾区青戸7-1-20 電話:03-3602-0648 FAX:03-3690-4700)
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