葛飾区歯科医師会 主催「学術講演会」(開催日2月1日)

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講 演

演題:「長期経過例から考えるインプラント治療」
講師:東京歯科大学 口腔インプラント学講座 臨床教授 武 田 孝 之  先生

抄 録

インプラントが臨床に積極的に導入されて30年以上経ちます。私個人としては、1984年、補綴科在籍中からインプラント治療に携わり現在に至っています。
開発当初は下顎無歯顎の難症例に対して適用され、骨結合を如何に獲得するかが課題でした。
その後、徐々に部分欠損症例、特に臼歯部の機能回復が主体となり、さらに、骨造成による適応症拡大と高度な審美性回復に衆目が集まってきました。その後、我が国でも国家試験にインプラント関連の問題が出題されるようになり、10年ほど前からは各大学にインプラント講座や診療科ができました。そして、従来の補綴治療とほぼ同じ時間、学生講義がなされるようになってきて、歯科医師免許を持っている者ならば誰でも行える通常治療という認識になってきました。
しかし、一方で臨床拡大がなされて観察期間が長くなるにつれて、合併症も多く報告されるようになっています。必然的な合併症としてインプラント周囲炎はいまでも無くならず、長期になればなるほど力学的問題も多くなってきています。欠損に対し補綴処置をして治療終了という構図が変わらない現状では本質的な問題が残ります。これはインプラント治療だけでなく、従来の補綴治療も同様と考えます。すなわち、崩壊原因を含めた診断を大切にし、治療後に残るリスクを患者と共有し、そのリスクを少しでも少なくできないと問題は繰り返されます。
さらに、長寿社会、超高齢社会となり天然歯を喪失し、最後までインプラントが残る患者さんも多く観察されるようになってきています。それゆえ、インプラント適用年齢として頻度の高い60歳以上に対する欠損補綴を考える際、どのように天然歯、インプラントを役立て、最後はどのように幕引きをするのか、いわゆる口の終い方が課題となってきています。
そこで、今回は自分の拙い経験を見て頂き、現在のインプラントを取り巻く状況を一緒に考えて頂けたらと思います。

日 時

令和5年2月1日(水)19時30分

開催場所

葛飾区歯科医師会館(葛飾区青戸7-1-20 電話:03-3602-0648 FAX:03-3690-4700)

対象者

歯科医師

参加費用

葛飾区会員/無料、都歯準会員/無料、他地区会員/2,000円、非会員/10,000円

申込方法

上記申込フォームよりお申込みください。

問合せ先

葛飾区歯科医師会(葛飾区青戸7-1-20 電話:03-3602-0648 FAX:03-3690-4700)

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