概 要
⻭周病は糖尿病との双⽅向での関連性が明らかになってきている。特に⾼齢層では、いずれの疾患も罹患者数および重症化が重なり合い、両者の併存への対応が臨床上の重要課題となっている。
糖尿病の罹患者への⻭周治療には全⾝状態や多剤併⽤のために慎重で個別化された対応が重要であり、⾎糖管理が⻭周炎の改善や、⻭周治療の予後に直結するため、内科医との連携が必須である。そして実際に⻭周治療を⾏う際には、進⾏した⻭周炎に対して、侵襲を抑え、かつ効果的な治療⽅針が求められる。そのため、⾮外科的治療の精緻化や抗菌療法の併⽤が有効となり、⻭周外科治療では最⼩限の切開・剥離となるフラップデザインの応⽤が望ましい。さらに近年では、エルビウム・ヤグ(Er:YAG)レーザーによる新規フラップレス治療(Er-LCPT)は治癒促進が期待できる術式として、有⼒なオプションとなっている。
⾼齢の糖尿病患者では、患者の個別性に応じた判断とエビデンスに基づく治療選択が、より重要となる。今後も、⻭科医療従事者には⻭周治療を通じた全⾝の健康への貢献が求められるであろう。
日 時
令和8年1月28日(水) 19時30分~
講 演
演題:「 糖尿病と⻭周病の関連性をアップデートー低侵襲⻭周治療とそのエビデンスー 」
講師: ⽔⾕ 幸嗣 先生(東京科学⼤学総合診療⻭科学分野講師)
講師略歴
(⻭学博⼠)
2010-2012年 ハーバード⼤学医学部ジョスリン糖尿病センターリサーチフェロー
2012年 東京医科⻭科⼤学⼤学院医⻭学総合研究科⻭周病学分野助教
2023年 東京医科⻭科⼤学病院⻭周病科講師
2025年 東京科学⼤学⼤学院医⻭学総合研究科総合診療⻭科学分野講師
⽇本⻭周病学会専⾨医・指導医
⽇本糖尿病学会、⽇本⻭周病学会、⽇本レーザー⻭学会ガイドラインなど執筆
開催場所
東京都豊島区歯科医師会会館 3Fホール( 豊島区南大塚2-37-1)
およびZOOMによる同時配信
対象者
歯科医師、医師
参加費用
都歯会員/無料、都歯準会員/無料
申込方法
参加をご希望される方は、FAX(03-3941-2544)またはメール prtoshimadental(アット)gmail.com にてお申込みください。
問合せ先
東京都豊島区歯科医師会 電話:03-3946-7696
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